執筆者:水口貴博

悪酔いを防ぐ方法

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体調が悪いときは、無理にお酒を飲むのは控える。

体調が悪いときは、無理にお酒を飲むのは控える。 | 悪酔いを防ぐ方法

お酒を飲むとき、体調が悪いときがあります。

  • 頭痛がする
  • 胃がむかむかして、吐き気がする
  • 生理痛がひどくて、微熱が続いている
  • 下痢気味で、立っているのさえつらい
  • 風邪を引いている、もしくは引きかけている

体調不良のときでも「意地でもお酒を飲んでやる」と考える人もいるでしょう。

「お酒で体調不良を治す」という考え方の人もいるかもしれません。

たしかにお酒には血行が促進されて、体を温める効果があるのも事実です。

酔いが回ると、ふわふわした感覚になり、不快感が紛れるように感じる人もいるでしょう。

また、仕事でお酒を飲まなければいけないシチュエーションもあるでしょう。

飲むことも仕事の1つ。

自分が上司やリーダーであれば、立場上なかなか断りづらく、出席せざるを得ないこともあるでしょう。

仕方ないシチュエーションはありますが、やはり体調が悪いなら、なるべくお酒を控えておくのが賢明です。

無理にお酒を飲むと、ますます体調が悪くなるでしょう。

すぐ治るはずの体調不良がますます悪化する可能性があります。

お酒で体調不良を治す考え方は言語道断。

一時的に体調が良くなるように感じるのは、アルコールによって感覚が麻痺まひしているにすぎません。

無理にお酒を飲めば、酔いが覚めた後、苦しみと後悔が押し寄せてくるでしょう。

「それくらいわかっている」と思うかもしれませんが、なかなかスムーズにできないことがあります。

思うのは簡単であっても、行動に移すのが難しい。

意地を張ったり雰囲気に流されたりすると、当たり前の判断ができなくなることがあります。

アルコールの分解に肝臓を酷使したり、利尿作用によって水分が失われたりします。

体調が悪いときは、各臓器の働きが低下しています。

肝臓の活動が低下しているときにお酒を飲むのは、肝臓をいじめているのと同じこと。

体調を改善するどころか、悪くなることにつながるでしょう。

基本的に飲酒は、体に負担をかけるものと考えてください。

「適度なら大丈夫」と言いますが、あくまで体への負担が小さいだけであり、問題に至っていないだけのことです。

飲酒量が増えるにつれて、負担も大きくなります。

飲酒が過度になると、体に負担をかけるだけでなく、精神にも悪影響を与えます。

仕事は、体が資本であることを思い出してください。

体調が悪くても、何とかお酒を飲もうという意気込みもいいですが、やはり体調管理が第一です。

無理にお酒を飲んで醜態をさらすことになれば、印象も評価も悪くなります。

もしお酒を勧められたら、正直に体調が優れないことを伝えましょう。

悪いことをしているわけではないのですから、きちんと事情を話せば、理解を示してくれるでしょう。

どうしても社交でお酒が避けられないなら、ごく少量に抑えておくのがいいでしょう。

コップ半分程度にしておき、無理に飲まないようにします。

口をつけるだけにして、場をしのぐのも悪くありません。

体調が悪いなら、無理にお酒を飲むのは控えましょう。

悪酔いを防ぐ方法(27)
  • 体調が悪いときは、無理をしない。
悪酔い・二日酔い防止のサプリメントに頼る。

悪酔いを防ぐ方法

  1. 悪酔いを防ぐ基本は1つだけ。
    「適量を守りながら、ゆっくり飲むこと」
  2. 飲みすぎの防止は、自覚から始まる。
  3. 適量を守って楽しむお酒が、一番おいしい。
  4. お酒と水分を一緒に取るようにする。
  5. もともとお酒に弱い体質なら、適量範囲を狭めておく。
  6. 空腹や喉が渇いているときにお酒を飲むと、悪酔いしやすい。
  7. たくさんお酒が飲めることが偉いのではない。
    節度を持ってお酒を飲めることが偉いのだ。
  8. 飲酒は、物足りないくらいでやめるのが、ちょうどいい
  9. ため込んでいるストレスが、酒癖の悪さにつながっていないか。
  10. お酒の一気飲みほど、危険な飲み方はない。
  11. お酒の飲み方でかっこつけるのではない。
    仕事の結果でかっこつけるのだ。
  12. 飲酒に集中するのではない。
    コミュニケーションに集中するのだ。
  13. 安酒は悪酔いしやすい。
  14. 悪酔いをするのは、お酒の種類にあるのかもしれない。
  15. 周りのペースに乗せられないように注意する。
  16. お酒が好きな人の近くに座ると、飲みすぎやすくなる。
    お酒が苦手な人の近くに座れば、飲みすぎることもない。
  17. あらかじめ相談をしておき、お酒の予防線を張っておく。
  18. お酒で大失敗をしたら、記憶と後悔が鮮明なうちに一部始終を書き留めておく。
  19. 筋トレ後の飲酒は、悪酔いの原因になる。
  20. 二日酔いを迎え酒で紛らわせるほど、危険な飲み方はない。
  21. 寝酒・昼酒・迎え酒は、アルコール依存症の入り口。
  22. 酒癖を直す手がかりは、子ども時代の熱中にある。
  23. 飲酒量を把握しておかなければ、適量の調整も難しい。
  24. 最初に飲むぶんだけ注文して、追加注文をしない。
  25. 悪酔いを防ぐなら、ちゃんぽんは避けたほうが安心。
  26. 上手な嘘は、社交の知恵。
    「お酒に弱い」という嘘も、時には有効。
  27. 体調が悪いときは、無理にお酒を飲むのは控える。
  28. 悪酔い・二日酔い防止のサプリメントに頼る。
  29. どれだけ酒癖の悪い人も、そもそもお酒を飲まなければ、醜態をさらすことはない。
  30. どうしてもお酒がやめられないなら、アルコール依存症を疑ってみる。

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