執筆者:水口貴博

悪酔いを防ぐ方法

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たくさんお酒が飲めることが偉いのではない。節度を持ってお酒を飲めることが偉いのだ。

たくさんお酒が飲めることが偉いのではない。節度を持ってお酒を飲めることが偉いのだ。 | 悪酔いを防ぐ方法

「たくさんお酒を飲めるのはすごい」

「たくさんお酒を飲める人は、肝臓が強い」

「お酒は、飲めないより飲めたほうがいい」

世の中には「たくさんお酒を飲めることが偉い」という風潮があります。

たしかにお酒は、飲めないより飲めたほうがいいでしょう。

お酒は、社交をスムーズにするために役立ちます。

「飲みニケーション」という言葉があるように、お酒にはコミュニケーションを活性化させる力もあります。

人付き合いの幅が広がり、人生の楽しみを増やせるでしょう。

お酒を交えて話をすれば、いつもより盛り上がりやすいもの。

ぐいぐいお酒を飲んでいる人がいれば、勇ましい姿に見えるでしょう。

どことなく仕事までできそうに見えるから不思議です。

だからとはいえ「たくさんお酒を飲めることが偉い」というわけではありません。

「たくさんお酒を飲めることが偉い」と思わないことです。

悪酔いをする人は「たくさんお酒を飲めることが偉い」と誤解している人が少なくありません。

「たくさんお酒を飲めることが偉い」と思っていると、調子に乗って飲みすぎてしまいます。

醜態をさらすことになれば、むしろ悪印象・低評価につながります。

二日酔いをすれば、翌日の仕事にも悪影響があります。

「お酒に酔うことは、元気の前借り」と思うことです。

そのときは元気になっていても、あくまで前借りしているにすぎません。

酔いが覚めてしらふに戻ったとき、脱力感と倦怠感けんたいかんにさいなまれます。

「こんなに苦しくなるくらいなら飲まなければよかった」と後悔することになるでしょう。

「たくさんお酒を飲めることが偉い」と思っていると、悪酔いするのも当然なのです。

さあ、意識改革を行いましょう。

たくさんお酒が飲めることが偉いのではありません。

節度を持ってお酒を飲めることが偉いのです。

「節度を持ってお酒を飲める」ということは「自己管理が行き届いている」ということ。

常識と礼節があり、社会人としてのマナーが備わっている証拠でもあります。

お酒が飲めることが偉いと考えるのはやめることです。

節度を持ってお酒を飲めることが素晴らしいと考えましょう。

周りがぐいぐいお酒を飲んでいても、自分のペースで飲みましょう。

きちんと適量の範囲を守ること。

相手に不快感を与えそうですが、健康が第一です。

たとえ上司からお酒を勧められても、適量を超えているなら、きちんと断ることが大切です。

上司に叱られそうですが、誤解です。

常識ある上司なら「きちんと断ることができる人」として評価してくれるでしょう。

圧力に負けず、雰囲気に惑わされず、節度を守ってお酒を飲める人にこそ、仕事を任せたくなります。

悪酔いを防ぐ方法(7)
  • 「たくさんお酒が飲めることが偉い」と考えるのではなく「節度を持ってお酒を飲めることが偉い」と考える。
飲酒は、物足りないくらいでやめるのが、ちょうどいい

悪酔いを防ぐ方法

  1. 悪酔いを防ぐ基本は1つだけ。
    「適量を守りながら、ゆっくり飲むこと」
  2. 飲みすぎの防止は、自覚から始まる。
  3. 適量を守って楽しむお酒が、一番おいしい。
  4. お酒と水分を一緒に取るようにする。
  5. もともとお酒に弱い体質なら、適量範囲を狭めておく。
  6. 空腹や喉が渇いているときにお酒を飲むと、悪酔いしやすい。
  7. たくさんお酒が飲めることが偉いのではない。
    節度を持ってお酒を飲めることが偉いのだ。
  8. 飲酒は、物足りないくらいでやめるのが、ちょうどいい
  9. ため込んでいるストレスが、酒癖の悪さにつながっていないか。
  10. お酒の一気飲みほど、危険な飲み方はない。
  11. お酒の飲み方でかっこつけるのではない。
    仕事の結果でかっこつけるのだ。
  12. 飲酒に集中するのではない。
    コミュニケーションに集中するのだ。
  13. 安酒は悪酔いしやすい。
  14. 悪酔いをするのは、お酒の種類にあるのかもしれない。
  15. 周りのペースに乗せられないように注意する。
  16. お酒が好きな人の近くに座ると、飲みすぎやすくなる。
    お酒が苦手な人の近くに座れば、飲みすぎることもない。
  17. あらかじめ相談をしておき、お酒の予防線を張っておく。
  18. お酒で大失敗をしたら、記憶と後悔が鮮明なうちに一部始終を書き留めておく。
  19. 筋トレ後の飲酒は、悪酔いの原因になる。
  20. 二日酔いを迎え酒で紛らわせるほど、危険な飲み方はない。
  21. 寝酒・昼酒・迎え酒は、アルコール依存症の入り口。
  22. 酒癖を直す手がかりは、子ども時代の熱中にある。
  23. 飲酒量を把握しておかなければ、適量の調整も難しい。
  24. 最初に飲むぶんだけ注文して、追加注文をしない。
  25. 悪酔いを防ぐなら、ちゃんぽんは避けたほうが安心。
  26. 上手な嘘は、社交の知恵。
    「お酒に弱い」という嘘も、時には有効。
  27. 体調が悪いときは、無理にお酒を飲むのは控える。
  28. 悪酔い・二日酔い防止のサプリメントに頼る。
  29. どれだけ酒癖の悪い人も、そもそもお酒を飲まなければ、醜態をさらすことはない。
  30. どうしてもお酒がやめられないなら、アルコール依存症を疑ってみる。

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