頭を柔らかくしたいなら、悪口に注意しましょう。
悪口を言っていると、頭が固くなるからです。
「変ですよ」
「ばか」
「ダメですね」
「くだらない」
「かっこ悪い」
「あの人がむかつく」
「見ているだけで恥ずかしい」
悪口を言うとき、頭の中で偏った価値観が生まれています。
「こうすべきだ」
「こうするものだ」
「こうしなければいけない」
一方的な見方をすることになり、決めつけや思い込みが生まれます。
けなしたり非難したり考えを押し付けたりしていると、狭い世界にとらわれます。
影でこそこそ悪口を言うのは、悪趣味です。
また、悪口を言えば言うほど、周りの人を不快にさせ、人も離れていきます。
悪口を言っていると、心の余裕が失われ、どんどん頭が固くなります。
頭を柔らかくしたいなら、悪口ではなく、褒め言葉を心がけましょう。
美点や長所、優れたところや素晴らしいところに注目して、たくさん褒めていきます。
褒めるためには、観察力を高め、頭を働かせる必要があります。
視点を変えたり、想像を膨らませたり、発想を転換してみたり、言葉を工夫したりです。
少し考える必要がありますが、この適度なストレスがいいのです。
褒めようとすると、必然的に脳のトレーニングになります。
また、自分が発した褒め言葉は、自分が聞くことになります。
相手だけでなく、自分も明るい気持ちになり、思考力を活性化する働きがあります。
さっそく今日から、積極的に褒めていきましょう。
大きなことだけでなく、小さなことも褒めていくことが大切です。
少しでも優れていれば、見逃さず、きちんと褒めていきましょう。
「すごいですね」
「かっこいいですね」
「スマートですね」
「おしゃれですね」
「頑張りましたね」
褒めれば褒めるほど、どんどん頭が柔らかくなります。
褒めることは、人間関係をスムーズにする働きもあるので、一石二鳥です。