人は、人から褒められたい欲求があります。
人から褒められ認められることで、自分の価値を感じ、自己満足ができるからです。
ほとんどの人が、自分が楽しむことより、どれだけ他人から見て尊敬されることであるかと重視しています。
着る洋服や習い事にしても、自分がいいなと思うことより、人から見て「かわいいね」「すごいね」と言われることに偏りがちです。
しかし、直感的に生きている人は、自分本位で考えます。
人生の主人公は自分だという認識を強く持っています。
やりたいことがあるときには、周りの目を気にせず、やりたいと思うようなことをやります。
素直な気持ちが第一に動いているのです。
たとえ、人から見てかっこ悪く映ることでも意味のないことでも、関係ありません。
自分が満足できれば、それで良しと考えています。
周りの目を気にすることなく、のびのび生活でき、そのうえ自分が満足できているという状態になっているわけです。
大発明家のエジソンも、小学校を3カ月で中退という経歴を持ちながら、楽しく感じる発明に精を出していました。
本来なら、3カ月で中退という劣等感にひそひそ生活をしそうなところです。
しかし、彼はそんなことを気に留めず、好きな発明に打ち込んでいたわけです。
それはまさに、一番自分らしい生き方ができていたということです。
なんとなく学校へ行くのではなく、勉強を嫌がりながらしているわけでもなく、自分らしい生き方を貫いているということです。
人は、自分らしい生き方をしたいと思いながら、なかなかそれができないものです。
他人から見て褒められるようなことばかりしていませんか。
自分が楽しいと感じることより、他人から称賛されるからという理由ばかりで行動していませんか。
それは知らず知らずのうちに他人に流されて生きているということになります。
周りがやるから自分も合わせて動かされるのではなく、自分の意思で周りに流されない生き方というのは理想的と言えるのです。