執筆者:水口貴博

時間の使い方が上手になる30の方法

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「忙しい」という口癖がある人にかぎって、時間にルーズ。

「忙しい」という口癖がある人にかぎって、時間にルーズ。 | 時間の使い方が上手になる30の方法

ときどき「忙しい」という口癖の人がいます。

「毎日忙しい」

「忙しくて大変」

「忙しくて睡眠不足」

口を開けば「忙しい」と言う。

一生懸命、自分が忙しいことをアピールしようとします。

日々、大量の仕事に追われ、時間に余裕がないようです。

忙しくない人がいれば「羨ましい。自分はこんなに忙しいのに」と嫌みを言ってきます。

いつもせわしく駆け回り、口調も表情も険しく、お疲れの様子です。

ぴりぴりした雰囲気が漂っているので、気軽に話しかけにくい。

あなたの周りにも、そうした人がいるのではないでしょうか。

しかし、こうした人には定番のパターンがあります。

「忙しい」という人にかぎって、時間にルーズなのです。

約束の時間には、平気で遅れてきます。

「ごめん、ごめん。忙しくて遅れてしまいました」という言い訳も定番です。

「自分は忙しいから遅刻も仕方ない。責められることはない」と思っているので厄介です。

「忙しい」という口癖がある人ほど態度が偉そうで、落ち着いた話し合いがしにくい。

仕方ない事情もあるかもしれませんが、往々にして仕事の管理の仕方に問題があります。

余計な仕事を抱えてしまい、無駄に時間を消費しています。

仕事を断り切れず、キャパシティー以上の仕事を抱え、さらに時間の余裕がなくなります。

時間管理もスケジュール管理も甘いため、どんどん遅れ遅れになっています。

時間意識も低いから、約束の時間にも平気で遅刻します。

時間に余裕がないため、仕事の結果にもミスや漏れが多い。

「忙しい」という口癖のある人は「自分は仕事のできない人間だ」と公言しているようなものです。

本当に仕事ができる人は、忙しくても「忙しい」とは言いません。

首相や大統領は「忙しい」とは言いません。

国で最も忙しい人物であるにもかかわらず「忙しい」と言わないのは、時間管理が徹底されている証拠です。

大企業の敏腕社長も「忙しい」とは言いません。

もし社長が「忙しい、忙しい」と言い始めたら、いよいよそこは危ないと思っていいでしょう。

時間の使い方がうまくなりたいなら「忙しい」という口癖をやめることです。

本当に忙しいなら、いったん仕事を見直して、忙しくない状況を作り出すことです。

仕事の一部を断ったり、人に協力をお願いしたりなど、いくつか手段があるはずです。

仕事の管理を徹底すれば、必ず時間を捻出ねんしゅつできます。

時間の使い方が上手になる方法(7)
  • 「忙しい」という口癖はやめる。
時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなる。

時間の使い方が上手になる30の方法

  1. 時間を制する者は、人生を制する。
  2. 時間の質を上げる基本は、集中力。
  3. しっかり睡眠時間を取ることで、仕事の生産性が高まる。
  4. 「時間をいただいている」と考えると、時間意識が向上する。
  5. 計画も予定も、きれいでなくていい。
    大まかで十分。
  6. 予定表は、決まる前に書き始めていい。
  7. 「忙しい」という口癖がある人にかぎって、時間にルーズ。
  8. 時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなる。
  9. 自分の忙しさをアピールするのはNG。
    相手の忙しさを尊重するのはOK。
  10. 忙しいときほど、すらすら本が読める。
  11. 尿意を我慢しないことが、時間の質を高める。
  12. メモは、きれいな字にこだわらなくていい。
    汚い字でも、自分が読めればOK。
  13. 時間がなくなる原因は、完璧主義のせいかもしれない。
  14. 空いた時間に勉強しようとすると、一生勉強できない。
  15. エレベーターに依存しない。
    時と場合によっては、エレベーターより階段のほうが早い。
  16. 座ってすると、スピードが遅くなる。
    立ってすると、スピードが速くなる。
  17. 移動時間をぼうっと過ごすのではない。
    少しでも有効に活用して、建設的な時間を過ごすのだ。
  18. 待ち時間は、メンタルを鍛える機会になる。
  19. 時間がないから諦めるのではない。
    時間がないからやってみる。
  20. 見たいテレビ番組は、リアルタイムで見ない。
    原則として録画で見る。
  21. 時間の言い方が曖昧だと、相手の迷惑になることもある。
  22. 時間の使い方が上手な人と付き合うと、時間の使い方が上手になる。
  23. 受験時代は、時間管理能力を高める絶好の時期。
  24. お礼を言う時間がないほど忙しいなら、すでに仕事は破綻している。
  25. デジタル時計よりアナログ時計のほうが、時間感覚が研ぎ澄まされる。
  26. 1日10分の読書をばかにしない。
    蓄積と継続は、必ず大きな山になる。
  27. 時間の使い方が上手な人は、クイックとスローを使い分ける。
  28. 時間が節約できても、不幸になっては意味がない。
  29. 後回しにしている仕事の大半は、今すぐできる。
  30. 時間の使い方について考えることを、わくわく楽しもう。

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