同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいいでしょう。
同棲しているとはいえ、結婚前の関係です。
完全に2人の財布を1つにするのは早すぎます。
個人的に使いたいお金もあるでしょう。
万一のリスク管理としても、結婚するまでは、財布は別々にしておくのがベターです。
ただし、共通の財布を作るのは自由です。
むしろ共通の財布は作っておくほうがいいでしょう。
「2人の財布は別々にしたまま、共通の財布を作る」というイメージです。
共通の財布を、貯金や生活費として活用すると便利です。
たとえば、2人の生活に必要な生活費は、共通の財布からお金を出すようにします。
家賃・電気代・水道代・ガス代・インターネット代などは、共通の財布から支払う仕組みにしておけば、2人の財布は傷みません。
また結婚に向けた貯金は、共通の財布に入れるようにします。
毎月一定額を共通の財布に振り込む仕組みにしておけば、2人が協力しながら貯金している実感が得られるでしょう。
お金がどんどん貯まっていく様子を2人で確認し合うと、結婚に近づいている実感も得られるでしょう。
どの銀行にも、毎月一定額を自動送金するサービスがあるので、これを利用すると入金の手間暇も省けます。
「個人の財布」と「共通の財布」を分けておくと、お金の管理もしやすくなるメリットもあります。
任意の心がけですが、もし2人の好みが合えば、ぜひ試してみてください。
同棲の段階から、夫婦としての一体感も得られやすくなります。