「熱愛発覚。アイドルの○○と○○が半同棲状態!」
ときどきメディアで、アイドルや芸能人による半同棲のニュースを見かけることがあります。
「同棲」という言葉になじみはあっても「半同棲」という言葉は聞き慣れない人も多いのではないでしょうか。
「半同棲」という言葉を聞いたことはありますか。
「同棲」という言葉はなじみがあっても「半同棲」という言葉は聞き慣れないかもしれません。
半同棲とは、パートナーの部屋に私物の一部を置いておき、自由に泊まれる関係です。
同棲と半同棲は、似ていますが違います。
どちらもカップルが一緒に暮らすのは同じですが、細かな部分に違いがあります。
同棲と半同棲には、次の5つの違いがあります。
お泊まり、半同棲、同棲。
どれも一緒に寝泊まりする点では同じですが、厳密な意味は異なります。
ここでは、それぞれの違いについて見ていきます。
半同棲には、どんなメリットがあるのでしょうか。
半同棲は多くのメリットがあり、魅力的な同居形態です。
普通の同棲にはない、半同棲ならではのメリットも、中にはあります。
気楽で気軽に始められる半同棲ですが、デメリットがあります。
夢のような生活を思い描きがちですが、現実は甘くありません。
実は総合的に考えると、半同棲は、メリットよりデメリットのほうが大きくなる場合があります。
半同棲の際に注意したいのは、賃貸契約違反です。
一人暮らし用の部屋で同棲をするのは明らかな賃貸契約違反ですが、半同棲の場合はどうなるのでしょうか。
完全な同棲ではないため、賃貸契約違反になるのか、判断に迷う場合が多いのではないでしょうか。
同棲生活・半同棲生活・夫婦生活。
この3つを「暮らし方」という点で比較したとき、注意したいことがあります。
まず同棲生活と夫婦生活は、暮らし方が似ています。
同棲には、2大条件があります。
「期限付き」と「結婚前提」です。
正式に同棲を始めるなら「期限付き」「結婚前提」の2つは必須です。
半同棲を始めると、価値観や生活習慣の違いが見えてきます。
今まで別々に暮らしているときには気づかなかった違いに気づくでしょう。
いびきや寝言がうるさい。
半同棲では、プライバシーの侵害行為に注意してください。
狭い空間で一緒に暮らしていると、パートナーのプライバシーを確認しやすい状況になります。
たとえば、机の上に通帳が置いてあると、邪念が湧いて、こっそり見たい衝動に駆られるかもしれません。
半同棲では、所有物の境界線が曖昧になりがちです。
半同棲に対する意識があやふやだと、所有物に対する意識まであやふやになる傾向があります。
「まあいいか」「少しくらい大丈夫だろう」といった安易な考えが浮かびやすくなる。
半同棲で最も苦労することの1つが、部屋の狭さです。
2K以上の間取りならまだいいのです。
もともと部屋が2つあるなら、それぞれを個室にできるため、半同棲生活もいくぶん楽になるでしょう。
半同棲でも、家事の分担は必要でしょうか。
半同棲は、正式な同棲ではないため、家事の分担も中途半端でよいと考える人もいるかもしれません。
「家事の大半は、部屋の持ち主がするべきだ」
半同棲の主導権は、誰にあるのでしょうか。
同棲と半同棲は違います。
同棲で生活費を折半しているなら、主導権も2人にあります。
半同棲で欠かせないのは、お金に関するルールです。
たとえば、家賃・食費・水道光熱費です。
半同棲は、毎日一緒に寝泊まりするわけではないため、お金に関するルールも曖昧になりがちです。
半同棲の生活費について、基本的な考え方をご紹介します。
もちろん以下の例は、あくまで一例です。
生活費の折半の仕方は、半同棲の状況だけでなく、2人の収入によっても変わります。
半同棲では、私物の持ち込みに注意しましょう。
もちろん生活に必要な範囲で私物を持ち込むのはいいのです。
半同棲をしようにも、私物を持ち込まないと実現できません。
半同棲では、気遣いと思いやりを大切にしましょう。
気遣いと思いやりは、人間関係では基本であり、当たり前のこと。
わざわざ大げさに言うほどでもないと思うかもしれません。
半同棲では、恥じらいを忘れた行動をしがちです。
2人きりの時間が長くなればなるほど「別に見せてもいいよね」という気持ちが強くなるでしょう。
もちろんある程度なら自分の正直な価値観や生活習慣を見せていくのもいいでしょう。
半同棲では、我慢と諦めも大切なポイントです。
「我慢」「諦め」と聞けば、ネガティブな印象を持つ人が多いのではないでしょうか。
我慢も諦めも、人生を悪い方向に導く悪習に思えます。
半同棲では「頑張りすぎ」に注意しましょう。
もちろん真面目に家事や節約をこなす心がけはいいのです。
もともと半同棲は、だらけやすい生活になりやすい傾向があります。
半同棲の公表は慎重になりましょう。
恋人と一緒に暮らしていると、友人に話したくなるかもしれません。
自慢をして、羨ましがられたい。
半同棲が長く続くにつれて、お互いの理解が深まります。
最初は驚いた価値観や生活習慣の違いも、しばらく経つと慣れてきます。
半同棲を通して、お互いの私生活がわかることで、より深く理解ができるでしょう。
半同棲では、自宅に友人を招かないほうがいいでしょう。
同棲ならまだいいのです。
同棲なら、あくまで2人の生活環境です。
半同棲中に難しいのは、風邪を引いたときです。
半同棲中、風邪を引くことがあるでしょう。
自分が風邪を引くこともあれば、相手が風邪を引くこともあります。
半同棲中、相手の親にばれることがあります。
ばれる状況はさまざまです。
・相手の親が、急に自宅を訪問してきた
半同棲中に、喧嘩をすることもあるでしょう。
価値観の押し付けや不快な生活習慣だけとは限りません。
態度や言葉遣いが悪くて、相手を不快にさせることもあるでしょう。
すべての半同棲が幸せな結果を迎えるとは限りません。
中には、悲しい結果に終わることもあるでしょう。
半同棲を通して相手と相性を確認した結果「結婚できない」と判断したら、解消です。
半同棲では、中途半端な状態になりがちです。
現実として半同棲は「遊び感覚」「泊まりに行く感覚」に陥りやすい特徴があります。
もちろん意識の高いカップルなら、半同棲でもしっかりできるでしょう。