執筆者:水口貴博

同棲のお金と生活費を考える30のポイント

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パートナーが失業して無職になったとき、生活費をどうするか。

パートナーが失業して無職になったとき、生活費をどうするか。 | 同棲のお金と生活費を考える30のポイント

同棲中、パートナーが失業することがあります。

自己都合の退職もあれば、会社都合の退職もあります。

パートナーが定職に就いているうちは生活費の折半ができますが、失業すると厳しくなります。

パートナーが無職になれば、将来の不安は募るばかり。

収入のないパートナーに生活費を出してもらうのは、経済的にも心理的にも厳しい場合もあるでしょう。

ここで基本的な考え方を見ていきます。

パートナーが失業中でも生活費の折半を続ける

まず基本としては、パートナーが失業中でも生活費の折半を続けるのがいいでしょう。

「生活費は折半」という約束をしているなら、パートナーが失業しても、貯金を切り崩してもらうのがベストです。

冷たい対応に思えますが、パートナーのためでもあります。

一般的に失業しても、失業保険による給付があれば、しばらく生活できるはずです。

「早く再就職をしなければいけない」という危機感と緊張感を持たせるためにも、生活費の折半は続けるのがいいでしょう。

お金を出すなら、戻ってこない覚悟をしておく

パートナーの貯金にも限りがあって、現実的に難しい状況もあるでしょう。

再就職を応援する意味として、パートナーの生活費まで自分が出すこともあるはずです。

もし失業中のパートナーのお金を出すなら、戻ってこない覚悟をしておくことが大切です。

パートナーの分まで生活費を出し始めると、自分が生活費を全額出しているのと同じになります。

経済的な負担が重くなり、大きな偏りが生じます。

短期間ならいいですが、長期間になるのはよくありません。

パートナーだけでなく、今度は自分の貯金まで厳しくなってしまうでしょう。

お金の負担が偏ってしまうと、2人の関係までぎくしゃくします。

金品を貢がせている、だらしない人になってしまいます。

失業を最小限に抑えてもらい、できるだけ早めの再就職をお願いしましょう。

同棲のお金と生活費を考えるポイント(29)
  • 失業を最小限に抑えてもらい、できるだけ早めの再就職をお願いする。
パートナーが失業して無職になっても、無条件で生活費を出さない。

同棲のお金と生活費を考える30のポイント

  1. 同棲生活は、節約生活。
  2. 家賃は固定費。
    本当に払える家賃なのか、契約前にしっかり考える。
  3. 同棲で一番大切なルールは、お金。
  4. お金の価値観は、必須の確認事項。
  5. 共通の財布を作って、お金の管理に役立てる。
  6. 家事や生活費は、男性が多めに負担しておくとよい。
  7. 家計簿は、節約の第一歩。
  8. 同棲の生活費は、固定費と変動費に分けて考える。
  9. 同棲の生活費は、食費によって大きく変わる。
  10. 食費を節約する3大ポイント。
  11. 収入別に生活費の内訳を考える、5つのシミュレーション。
  12. デート代は、共通の財布から出すのがよい。
  13. 共通の財布からプレゼント代を出すのは、マナー違反。
  14. 2人で公共料金を確認して、節約意識・金銭感覚を向上させよう。
  15. 同棲相手の浪費癖を治す、6つの取り組み。
  16. 同棲では、小遣い制を導入すべきか。
  17. 小遣い制を導入するなら、自分のルールや考え方を押し付けないこと。
  18. 同棲中の生活費に「予備費」を作っておこう。
  19. 節約をゲームとして受け入れると、楽しみは倍増して、苦しみは半減する。
  20. 雑誌に載っている同棲カップルを追いかけると、生活費はかさむ一方。
  21. 奨学金による学費返済があるなら、毎月の固定費として考えておく。
  22. お金に関して、パートナーに甘えすぎない。
  23. 貯金は、目標額を設定したほうが、貯まりやすくなる。
  24. 同棲の基本は共働き。
    子どもがいない今のうちに、しっかり貯金を貯めておこう。
  25. 2人で貯めたお金は、引き出しにくい状況にしておこう。
  26. 浪費を減らし、投資を増やすと、幸せな同棲と結婚につながる。
  27. 同棲の生活費が足りない場合、どう補うか。
  28. 節約にも限度がある。
    本当に必要なことには、きちんとお金を使おう。
  29. パートナーが失業して無職になったとき、生活費をどうするか。
  30. パートナーが失業して無職になっても、無条件で生活費を出さない。

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