生活費には、大きく分けて2つあります。
「固定費」と「変動費」です。
生活費を考えるなら、まず固定費と変動費に分けるのがポイントです。
固定費とは、使用量の増減に関係なく一定額を要する費用です。
変動費とは、使用量の増減に比例して変化する費用です。
同棲の生活費を固定費と変動費に分けて考えた場合、以下のようになります。
固定費も変動費も節約が可能な費用ですが、性質が違います。
固定費は、手続きに手間暇はかかりますが、一度完了すれば、その後は努力しなくても継続的な節約が可能です。
たとえば、保険やインターネットを安いタイプに変更すれば、その後はストレスなく、毎月の発生費用を抑えられます。
つまり「いつの間にか節約できている」という状態にできるのです。
一方、変動費を節約したいなら、継続的な努力が必要です。
たとえば、食費・水道代・電気代を下げたいなら、毎日のこつこつした努力が欠かせません。
毎日スーパーの特売を確認したり、小まめに蛇口を閉めたり、電気を消したりなどです。
努力次第で節約できますが、手間暇を要するため、ストレスを感じやすいのです。
そのため、節約として取り組むなら、まず固定費です。
固定費の最適化が完了すれば、次に変動費に着手するのがいいでしょう。
生活費を固定費・変動費の両面から見ることで、お金に対する見方が深まります。