同棲でトラブルが発生すれば、まず2人で解決するのが基本です。
同棲は、あくまで2人の事情です。
2人の問題は、2人が話し合って解決するのが望ましいと言えます。
しかし、自分からのアプローチでは、なかなか解決が難しいこともあるでしょう。
自分から注意しても軽く受け止められ、真剣に取り合ってもらえない。
もしくは、話がもつれて行き詰まり、動きが取れなくなっている状態もあります。
たとえば「貸したお金を貸してくれない」「何度言ってもルールを守ってくれない」などです。
同棲するほど慣れ親しんだ関係ですが、慣れ親しんでいるからこそ、注意や警告を雑に扱われることがあります。
2人の問題ですから2人で解決するのが理想ですが、限界を感じたときは、別の選択肢も検討してください。
その方法とは「親による介入」です。
困った問題があり、2人だけで解決が困難である場合は、親に介入してもらう方法が効果的です。
第三者を通したアプローチなら、物事がスムーズに進む場合があります。
パートナーに余裕があるタイミングを見計らうのが得策です。
怒鳴り散らすような言い方より、諭したり気づかせたりする言い方をお願いしておくといいでしょう。
親の威厳を借りれば、パートナーは問題の重大さに気づき、反省を促せるでしょう。
結果として、行き詰まっていた話し合いが再び進み始める可能性があります。
ただし、親に介入してもらうなら十分慎重になってください。
あくまで行き詰まったときの手段であり、最初から親に頼るのはよくありません。
親に頼るとはいえ、相手を威圧して、無理やり従わせるような方法は逆効果になるでしょう。
場合によっては、パートナーを不快にさせたり怒らせたりする場合もあります。
気軽に試せる方法ではありませんが、問題が行き詰まったときの選択肢の1つとして検討してみるといいでしょう。