同棲では、言葉や行動に注意してください。
自分ばかり主張しては、わがままで身勝手になり、2人の関係は悪くなります。
同棲では「譲り合いの精神」が必要不可欠。
自分ばかり主張するのではなく、時には遠慮したり譲ったりすることで良好な関係が保てます。
では、とにかく遠慮を徹底すればいいかというと、それは違います。
「パートナーの意見や要求は、どんなことでもすべて受け入れようとする」
「言いたいことがあっても、ぐっとこらえる」
「不満があっても、一言も漏らさない」
これは違うのです。
遠慮は大切であっても、遠慮のしすぎはよくありません。
遠慮ばかりになると、奴隷のような状態になり、重労働を強いられます。
自分はパートナーの言いなりになってしまい、偏りや不公平が生まれます。
遠慮をして我慢をすれば、喧嘩は回避できるかもしれませんが、ストレスがたまります。
ストレスは、自覚があるとは限りません。
慢性的になると、無自覚のまま、ストレスを抱え込むこともあります。
どんどんストレスがたまり続けると、肉体だけでなく、精神もむしばんでいきます。
最終的にため込んだストレスが爆発するのです。
同棲は、2人の主張のバランスが大切です。
遠慮も大切ですが、遠慮のしすぎには注意しましょう。
譲れないことがあれば、遠慮せずに言いましょう。
我慢できないことなら、相手を不快にさせたとしても、きちんと言ったほうがいい。
時には喧嘩に発展することもあるかもしれませんが、必要な喧嘩もあります。
喧嘩ができるのは、仲がいい証拠でもあります。
言いたいことを言うからこそ、話し合う機会も生まれ、ちょうどよい妥協案も生まれます。
自分を押し殺さず、大切なことはきちんと主張しましょう。
言いたいことを言える関係のほうが、短期的に大変でも、長期的には楽になります。