同棲は、一定の交際期間を経てから行われるのが一般的です。
知り合い、仲良くなり、交際が始まります。
何度かデートを重ねて、どんどんお互いが親密になります。
時には、寝泊まりをすることもあれば、2人で旅行に行くこともあるでしょう。
交際を通してどんどん関係が深まり、お互いが結婚を意識し始めたとき「同棲」という選択肢が出てきます。
同棲には「結婚生活の予行演習」「結婚の準備期間」という役目があります。
そのため同棲は、結婚前提で行われるのが一般的です。
実際に2人で暮らして、一緒に生活を送ることができるのか、確認します。
つまり「同棲は、結婚へのファイナルステージ」と言えるのです。
それは、自分だけでなく、相手も同じです。
さあ、結婚へのファイナルステージに突入しました。
しかし、油断をするのはまだ早い。
同棲は結婚へのファイナルステージですが、まだ安心はできません。
むしろ最も注意すべきステージです。
ゴールの手前には、多くの魔物や落とし穴が潜んでいます。
同棲段階になってから、破局したカップルも大勢います。
ゴールが近いといって安心するのではなく、ゴールが近いからこそ気持ちを引き締めましょう。
身勝手な行動や自己中心的な考えは避け、2人を1つの単位とした考え方が大切です。
困ったときは、2人で支え合って乗り越えます。
大きな相談は、2人で話し合って決断します。
困難があれば、2人で助け合って立ち向かいます。
ルールや役割分担を決めたら、サボることなく、一つ一つ丁寧にこなしていきましょう。
価値観や生活習慣の違いがあっても、むげに否定するのではなく、できるだけ尊重を心がけましょう。
贅沢は控え、身の丈に合った生活をしましょう。
衝動買いや無駄遣いの浪費は避け、節約を基本とした慎ましい生活を送りましょう。
喧嘩をしたら、放置するのではなく、きちんと向き合って仲直りをしましょう。
結婚のゴールテープを切れるかどうかは、あくまで2人次第です。
「結婚のゴールテープを切る」と信じる気持ちが大切です。
結婚へのファイナルステージであることを意識しながら、気持ちを引き締めた同棲生活を送りましょう。