同棲で破局したときのリスクは、男性と女性のどちらが大きいのでしょうか。
もちろんさまざまな状況があるため、一概には言えません。
男性には男性特有の事情があり、女性にも女性特有の事情があります。
経済的な事情・家庭の事情・健康の事情。
人によって背負っている事情は異なるため、正確な比較は難しいでしょう。
しかし、細かい条件は考慮せず、あくまで一般的な状況で考えたとします。
一般的な状況の場合、同棲で破局したときのリスクは、男性より女性のほうが大きいと言えます。
女性の場合、妊娠のリミットがあるためです。
女性は、生まれたときに、およそ40万個の卵子があります。
卵子の数は、生涯増えることはなく、年齢を重ねるにつれて減り続けていく特徴があります。
思春期で月経が始まるころには、20万個まで減り、その後もどんどん減少していきます。
卵子の数は、妊娠能力に大きく関わる要素です。
妊娠能力の低下は、30代になると目立ち始め、30代の中盤以降は顕著です。
妊娠能力は、婚期にも大きく影響する要因でもあります。
したがって、同棲で破局したときのリスクは、男性より女性のほうが大きいと言えます。
このことを認識したうえで、女性は慎重に同棲を進めていきましょう。
彼の言いなりにならず、きちんと将来を考えたうえで行動していくことが大切です。
同棲の期限も結婚のタイミングも、婚期や妊娠のリミットを考慮したうえで考えたほうがいいでしょう。
男性の中には、女性の妊娠期限について理解が不十分な人もいます。
認識が不十分なら、会話を通して彼の理解を促していく必要もあります。
彼がなかなか結婚に踏み切ってくれないなら、女性から背中を押す必要もあるでしょう。
同棲の結果、2人の将来が描けないと判断できれば、残念ですが、別れや同棲解消を検討する必要も出てきます。