同棲を始めれば、お金のゆとりを作りましょう。
2人で生活費を出し合う場合、選択肢の幅が広がります。
1人なら小さな経済力でも、2人なら2倍になる。
選べる賃貸物件、購入できる家具、買える食材。
1人の収入では厳しくても、2人でお金を出し合えば、余裕ができます。
「せっかくの同棲だから、華やかな生活にしたい」
許容範囲が広がって奮発したくなるかもしれませんが、ここが落とし穴です。
2人で生活費を出し合うときは、お金の余裕を大切にしてください。
ぎりぎりの状態は避け、余裕のある状態にしておくのが賢明です。
お金の余裕と心の余裕は連動しています。
お金に余裕がなくなると、心の余裕もなくなります。
心がきりきりしてくると、小さなことにもストレスを感じ、いらいらしやすくなる。
パートナーと接する態度も悪くなり、同棲の失敗を招きやすくなるのです。
極端な節約は不要ですが、少なくとも贅沢は避けておくのが賢明です。
たとえば、部屋選びの際、許容範囲のぎりぎりではなく、余裕を持たせて決めるようにします。
食事は、普段質素な内容にして、たまに贅沢をするくらいがいいでしょう。
新しく家具を買うより、すでに持っている家具でやりくりできるなら、そうします。
電気代・ガス代・電話代も、もっと安い料金プランにできないか検討してみます。
余計な贅沢は避け、無駄な出費を抑えるようにします。
生活に支障が出るほど切り詰める必要はありませんが、無駄な出費はどんどん省くようにしましょう。
貯蓄が増えて余裕ができると、自然と心にも余裕ができます。
余裕ができると、笑顔も増えます。
生活は質素であっても、心に余裕があれば、仲良く同棲を続けることができます。