同棲の部屋探しでは、ワンルームや1Kに注意しましょう。
常に一緒にいられますが、実際はストレスの多い生活になるはずです。
部屋が1つしかないと、プライバシーがなくなり、音や動きでお互いの生活が妨げられます。
同棲で部屋を選ぶなら、それぞれ個室のある間取りがいいでしょう。
自分の部屋があれば、プライベートを保ちやすくなるため、同棲も快適になります。
では、それぞれの個室さえあれば安心かというと、それは違います。
たとえば「2K」の間取りを想像してください。
それぞれ個室があるのはいいですが、一緒に過ごす部屋がありません。
一緒に過ごす部屋がなければ、2人とも自分の部屋に閉じこもることになります。
会うことも話すことも減ってしまう。
仲が悪くなくても、悪いような雰囲気が出やすくなるでしょう。
これでは、シェアハウスと同じ状態です。
プライベートが保てるのはいいですが、別々を強調した間取りも問題なのです。
そこで必要なのが「2人で過ごす部屋」です。
リビングでもダイニングでもかまいません。
狭くてもよいので、2人で過ごす部屋を確保しておくほうがいいでしょう。
たとえば「2DK」「2LDK」です。
2人で過ごす部屋があると、会う頻度や会話量が自然と増えるため、良好な関係を保ちやすくなります。
絶対必要な部屋ではありませんが、2人の関係を保つなら、できるだけ考慮しておくのがベターです。