同棲が成功するかどうかは、部屋を探す段階ですでに影響しています。
たとえ2人の相性がよくても、部屋の選び方を誤ると、うまくいかなくなるケースがあります。
同棲で物件を探すときは、できるだけそれぞれの個室がある部屋を探しましょう。
物件だけで同棲の成功率が決まるわけではありませんが、成功率に影響する要因の1つであるのは間違いありません。
一般的に部屋数が少なければ、家賃も安く済む傾向があります。
注意したいのは、ワンルームです。
ワンルームとは、居住用の部屋が一室だけの物件のことを言います。
浴室やトイレは別にありますが、寝室・居間・台所は一部屋で兼ねている物件です。
一人暮らしなら十分ですが、同棲となると話は変わります。
自分の個室があるかないかは、快適レベルがまったく違います。
交際している関係なら、個室なんて必要なく、ワンルームで十分と考えるカップルもいるかもしれません。
「好きな人といつも一緒にいたいから、個室なんて必要ない」と思う人もいるはずです。
しかし、たとえ面積の広いワンルームだとしても、注意が必要です。
お互いが同じ部屋で暮らすのは、不可能ではありませんが、厳しい現実が待ち受けているはずです。
人には、多少なりともプライベートな環境が必要です。
同じ部屋でずっと暮らしていると、落ち着ける空間がありません。
相手の視界が入るところで、着替えたりしなければいけなくなるため、だらしない雰囲気が出やすくなる。
勉強や読書も、自分の部屋でするほうが、集中しやすいでしょう。
同棲でも1人の時間が大切ですが、個室があると実現しやすくなります。
旅行中のホテルのように短期間ならまだ我慢できますが、同棲の長期の場合、それぞれの部屋がほしいところ。
家賃をけちってワンルームを選んだ結果、破局になってしまっては意味がありません。
ワンルームなのか、個室があるのか。
同棲の成功率に大きく影響するポイントと考えてください。
住環境が快適であればあるほど、同棲の成功率も高くなります。
個室は狭くてもいいので、できるだけあったほうがいいでしょう。
同棲の場合、できれば「2K以上」の間取りがおすすめです。
理想の間取りは「2LDK」です。
家賃が少し高くなったとしても、快適な同棲生活を実現させたいなら、個室のある物件を探すのがベストです。