現実逃避できる場所の1つが、テーマパークです。
テーマパークに行けば、現実とは違った世界を楽しめます。
ある1つのテーマに基づいたイベントやアトラクションで遊べます。
「テーマパークは子どもが行くところ」と考えていませんか。
たしかに入場者の大半は子どもかもしれませんが、ここに誤解があります。
そもそもテーマパークは、子どもの心に戻る場所です。
夢や童心を思い出し、心の潤いを取り戻す場所です。
むしろ子どもの心を忘れている大人のほうが、行く価値が高いでしょう。
テーマパークを楽しむコツは、その世界観を信じ込むことです。
着ぐるみを着たマスコットを見て「どうせ人が入っているのだろう」と思っては興ざめです。
イベントを見ながら「どうせ仕事で踊っているだけだろう」と思うと白けます。
アトラクションを見ながら「どうせ作り物だろう」と思うと、どんな内容も楽しめなくなります。
たしかにテーマパーク内にいる人たちは、仕事として働いているのでしょう。
しかし、嘘や絵空事だと思うなら、テーマパークに行く意味がありません。
余計な邪推は、テーマパークをつまらなくさせます。
現実逃避をするためにも、テーマパークに入れば「別の世界に来た」と考えを切り替えることが大切です。
着ぐるみもイベントもアトラクションも、本物だと思って接したほうが楽しめます。
テーマパークは、楽しんだ者の勝ちです。
世界観を信じれば信じるほど、テーマパークを何倍も楽しめるようになります。
結果として、現実逃避になるのです。