テンションが低い人は「睡眠不足はよいこと」と思っています。
「睡眠不足は頑張っている証し」
たしかに睡眠不足になるほど仕事をしているなら、相当な努力をしているのでしょう。
大切なときに眠気を振り切って頑張る姿は立派です。
睡眠時間が短ければ、その分だけ起きている時間も長くなります。
起きている活動時間が長くなれば、人生で得をしているような気になるでしょう。
しかし、睡眠不足には重大な悪影響があります。
現実を見てみると、メリットよりデメリットのほうが多い。
睡眠不足がよいことと思っている人は、いつも表情が暗く、テンションも低くなりがちです。
テンションを上げようとしても、肝心の睡眠不足で元気がなければ、思うようにいかないのです。
テンションが高い人は「睡眠不足は悪いこと」と思っています。睡眠も仕事の一部。
疲れていればいるほどしっかり寝て、睡眠時間を確保しようと努めます。
寝ることで疲れを回復させ、エネルギーを充電させます。
大切なことは、起きている時間の長さより質です。
しっかり睡眠を取るから、作業効率や生産性が向上します。
ストレス耐性や免疫耐性も強くなり、肌の調子もよくなります。
気力・体力・精神力も向上して、めきめきテンションも上がる。
肉体面だけでなく精神面も充実して、生活の質が向上するのです。
一般的に適度な睡眠時間は、7時間から8時間程度といわれています。
もちろん寝てばかりではいけませんが、適度な睡眠は人生の質の向上に役立ちます。
睡眠時間を大切にすることは、人生を大切にすることでもあります。