テンションが低い人は、だらだらするのが好きです。
頑張っても疲れるだけ。
できるだけだらだらしようとします。
だらだらしたほうが疲れにくいと誤解しています。
夢中になって頑張ることを、かっこ悪いとさえ思っている。
もちろん仕事の休憩として、適度にのんびりするくらいならいいのです。
しっかり仕事をして疲れたときには、休憩するのが正解です。
しかし「だらだらするのが正義」と言わんばかりに怠けてばかりだと、かえって体の毒になります。
心がたるんでいると、気力が湧きにくくなり、テンションも低いまま。
ストレスへの抵抗力も下がるため、病気にかかりやすくなる。
情緒が不安定なので、ささいなことで不快を感じる。
怠け者のように、体は健康なのに、ぐったりする。
楽になるどころか、かえって疲れるのです。
テンションが高い人は、休憩以外でだらだらするのが好きでありません。
テンションが高い人が好むのは、熱中です。
何かに熱中するというのは、実に快感です。
自分の持てる力を一点に集中したとき、独特の心地よさと爽快感が味わえます。
熱中すると心に火がつき、テンションも上がります。
疲れやすくなると思われがちですが、実際は1つに心を集中していると、意外と疲れは感じません。
熱中している間は、疲れを感じることすら忘れるからです。
もちろん1日中、何かに熱中するのは難しいでしょう。
ではせめて、熱中できる時間を1つでも増やしてみてはいかがでしょうか。
仕事やスポーツに熱中でもいい。
雑用に熱中するのもいいでしょう。
1日1回は、何かに熱中です。
自分がするべき仕事は、熱中を心がけます。
何かに熱中しているとき、必然的に気分や気持ちが高ぶります。