テンションが低い人は、いつも課題から逃げているのが特徴です。
課題とは、しなければいけない仕事や問題のこと。
テンションの低い人は「何も課題のない状態が幸せ」と思っています。
疲れるようなことはしたくないので、面倒なことにはできるだけ関わらないようにします。
もちろんたまには課題もなく、自由にのんびり過ごすのもいいでしょう。
やるべき仕事をした後は、休憩するのが正解です。
しかし「いつも課題から逃げる」という姿勢はよくありません。
課題がないと、張りも緊張感もありません。
だらだらした姿勢になり、気持ちもテンションもなかなか上がらない。
「嫌だ。やりたくない」と思って逃げるから、ますますテンションが下がる。
少しでも面倒な課題が与えられれば「嫌だ」「最悪」と思って、むかむかします。
課題から逃げる姿勢があると、テンションも下がりやすいのです。
テンションの高い人は、自分に適度な課題を与えます。
課題が何もないのは、楽である一方、緊張感がありません。
何もやることがないと、自分にとって毒になるのを知っています。
そのため課題がなければ、自分に適度な課題を与えます。
「○○までにこれを終わらせる」という目標を立て、わざと自分にプレッシャーを与えます。
もしすでに締め切りのある仕事なら、無理のない範囲で早めに終わらせようと心がけるのがいいでしょう。
緊張感によって気持ちが引き締まると、適度なストレスが生まれます。
過度のストレスは体に毒ですが、適度なストレスは健康で健全な生活に役立ちます。