失恋とは発見です。
「運命の人ではなかった」という発見です。
結婚前に「運命の人ではなかった」とわかっただけでも、ありがたいことです。
もし結婚してから「運命の人ではなかった」と気づいても、簡単に別れられません。
離婚することになれば、離婚届の提出が必要になったり、関係者に謝罪が必要になったりするでしょう。
離婚歴も残ってしまいます。
仕事をしていれば、職場の評価に影響することもあります。
子どもができてから「運命の人ではなかった」と気づくと、さらに別れにくい。
子どものことを考えると、パートナーと関係が悪くても、簡単に離婚できません。
離婚することになれば、親権問題や養育費の問題が増えるでしょう。
シングルファーザー・シングルマザーとしての険しい道も待ち受けています。
そうした意味では、結婚前に「運命の人ではなかった」とわかったのは、まだラッキーです。
たしかにダメージはありますが、まだ小さいほう。
別の見方をすれば「トラブルを最小限に抑えられた」と言えます。
まだ結婚前に「運命の人ではなかった」とわかっただけでもありがたいことです。
むしろ「救われた」「早めに気づけてよかった」と安心してもいいくらいです。