友人と話をするとき、自分の体の向きを思い出してください。
体をきちんと相手に向けているでしょうか。
「もちろん体を向けている。まったく問題ない」
そんな人が大半でしょう。
では、好きな人と話をするときはいかがでしょうか。
この場面になると、面白いことに「そらしがちになっているかもしれない」という人が急に増えます。
体をそらす話し方は、好きな人の前で起こりやすい現象です。
好きな人の前では、恥ずかしさがあって直視しにくくなるため、体をそらしがちです。
人によっては「目を見るだけでも精いっぱい」という人もいるでしょう。
心理的な抵抗感が強いため、無意識のうちに体をそらしがちになります。
友人と話をするときは問題なくても、好きな人と話をするときに限って、体の向きがおかしくなることが多いのです。
やはり、体を相手に向けていないのはよくありません。
体の向きがずれていると、言葉は相手の心に届かなくなり、会話もぎこちなくなりやすい。
いま一度、意識改革が必要です。
好きな人と話をするときでも、体をきちんと相手に向けましょう。
恥ずかしい気持ちをぐっとこらえながら、体の中心を相手に向けるのです。
体の中心を相手に向けるから、言葉も相手の心に届きます。