男性と女性とでは、話し方を変えるようにしましょう。
男性と女性とでは、どんな話し方が好まれるのか、多少違いが出てきます。
男性は、論理的な話が好きです。
「○○だから、○○になるんだよ」
「○○を知ってる? ○○というのは、○○ということなんだ」
こうした論理的な話が、男性は大好きです。
話につじつまがあっていないと、納得できないのが男性の脳です。
それに対して、女性は感情的な話が大好きです。
「ハワイの青空は、とてもきれい。行ってみたい!」
「かわいい花を買って部屋に飾ったら、雰囲気がよくなったよ」
こうした気持ちを中心とした話で、盛り上がります。
本人が気分よく感じたことを言葉で表現するのが特徴です。
たとえば、映画をカップルで見に行ったときに、見終わってこんな会話が繰り広げられます。
女「主演の男優、すごくかっこよかったね」。
男「そうだね。あの映画は、100億円もかかっているから、あのくらいかっこよく映るのも普通だよ」。
女「監督さんのほかの作品もSFチックな作りになっていて、すごいなって思うんだけどな」。
男「あの監督も高齢だから、そのうちほかの監督に抜かれてしまうよ」。
会話が噛み合っているようで、噛み合っていないことに気づきましたか。
白けた会話になりがちです。
こんなときは、男性が女性に合わせるか、女性が男性に合わせて話をするとうまくいきます。
話し上手になるためには、相手の性別を考えて、話ができる人なのです。