クレジットカードの引き落とし日を正確に覚えていますか。
「だいたい月初め」
「たしか月末だった気がする」
曖昧な記憶はよくありません。
正確な日をはっきり把握しておきましょう。
引き落とし日が休日の場合、引き落とされるのは、翌営業日なのか前営業日なのかも重要です。
引き落とし日に口座にお金が不足していると、引き落としができません。
引き落としができなければ、クレジットカードの利用が停止される可能性があります。
もちろんその後、クレジットカード会社に事情を説明して、お金を支払えば利用は再開できるでしょう。
しかし、そういう問題ではないのです。
注目したいのは、引き落とせなかった記録です。
たとえ利用を再開できても、引き落とせなかった記録は、原則として、永遠に残り続けるものだと考えてください。
金融機関やカード会社にお願いしても、消去できません。
クレジットカードは、信用があって成り立っています。
引き落とせなかった状況は、信用に影響するため、しっかり記録として残るのです。
引き落とせなかった記録は、金融機関のネットワークがあり、共有される仕組みになっています。
そのため、銀行からの借り入れをしたりローンを組んだりする場合に影響する可能性があります。
たとえ別の銀行だったとしても、影響する可能性があると考えるのが妥当です。
当然ですが、引き落とせないことが何度も続くと、クレジットカードの利用が再開できなくなります。
クレジットカードでの買い物は、基本的に月に一度、指定の金融機関から引き落とされるのが一般的です。
1カ月分の買い物が、一度にまとめて引き落とされるわけですから、大きな金額になるでしょう。
引き落とし日を正確に把握して、口座に十分なお金を準備しておきましょう。
「引き落とせなかった」ということが一度もないよう、十分注意しておくことが必要です。