何かの拍子で、お札が破損してしまうことがあります。
たとえば、2つに破れてしまったり、一部が欠けてしまったりなどです。
悪気はなくても、何らかの手違いがあるもの。
あってはならないことですが、うっかりお札をシュレッダーにかけてしまう可能性も、ゼロではないでしょう。
普通に考えると、破損したお札はもう使えないと思いがちですが、諦めてはいけません。
実は、元に戻す方法があります。
破損したお札を持って、銀行に行きましょう。
銀行の窓口で事情を話せば、新しいお札に取り換えてくれるはずです。
銀行業務の1つに「両替サービス」がありますが、破損したお札の交換も対象です。
両替サービスのため、基本的に手数料も必要ありません。
2つに破れたお札の場合、すぐ交換してくれるはずです。
4つや6つなど細かく破れたお札でも、基本的に取り換えてくれるはずです。
ただし、銀行側の判断によっては鑑定が必要になり、時間がかかる可能性があります。
お札の一部が欠けた状態の場合、面積が3分の2以上残っていれば、全額で交換してもらえます。
欠けた面積が5分の2以上、3分の2未満の場合は、半額で交換してもらえるはずです。
もちろん取り換えてくれるとはいえ、わざと破損させる行為はいけません。
あくまで、万が一のときの対処です。
「お札が破損したときは銀行に直行」と覚えておくといいでしょう。