舞台から遠く離れた席とわかれば、舞台が見えにくいのが予想できます。
事前に公式ウェブサイトやパンフレットを見れば、自分の席番号から正確な位置を確認できます。
劇場の後ろ側の席なら、舞台の様子がきちんと見えるか、心配になるでしょう。
視力が弱い人の場合、いっそう見えにくい状況になるはずです。
こんなときは、観劇用の双眼鏡「オペラグラス」を使うと見やすくなります。
オペラグラスはもともと、観劇用を前提として作られているため、小さくて軽いのが特徴です。
観劇に適した倍率で、好みに応じて自由に調整できます。
さらには、普通の双眼鏡より手軽な価格であるのも特徴です。
もちろん普通の双眼鏡でもいいのですが、重さや大きさが気になる可能性があります。
長時間、手で持ち続ける状況を考えれば、舞台観劇に特化したオペラグラスのほうが使いやすいでしょう。
オペラグラスを使った舞台観劇は、マナー違反ではありません。
劇場によっては、オペラグラスを貸し出してくれるところもあります。
気になる方は、劇場に問い合わせて確認しておきましょう。
オペラグラスを持参すれば、最前列にいるような感覚が味わえるでしょう。
座席が劇場の後ろのほうなら、素直に道具の力に頼ったほうが、観劇の楽しみ方も広がります。