人気の公演では、だふ屋が劇場の前をうろうろしていることがあります。
だふ屋とは、需要の高いチケットを買いこんで、高く売り付ける商売人のことです。
だふ屋の中には、普段から情報収集をして、特殊なルートによって、一般公開より先に購入するという本格的な人もいます。
「チケットを高値で買い取ります」
「いい席のチケットを売ります」
声をかけてくることもあれば、看板を持って立っていることもあります。
必要ないチケットの処分に困れば、だふ屋に売ろうかと考えるかもしれません。
入手が難しい公演で「いい席」と言われると、つい気になるところでしょう。
しかし、だふ屋にチケットを売るのはもちろん、買うのもやめましょう。
だふ屋の行為は、法律や条例に関係している可能性があるため、むやみに接触しないのが賢明です。
誰の迷惑にもなっていないと思いますが、実は間接的な悪影響があります。
だふ屋から購入すると、彼らの資金源になり、ますますだふ屋の活動を拡大させます。
その結果、チケットの在庫切れを助長させてしまい、正規ルートで購入する人の妨げになるのです。
座席の購入が妨げられるのは、自分にとっても不利益になるでしょう。
公正な社会を考えるなら、だふ屋との接触は避けるのが賢明です。