「始まりがあれば、終わりがある」というのが、1つのルールです。
始まりがあるから終わりがあり、終わりがあるからには始まりがあります。
学校のテストでも、テストという目標があるから、頑張れます。
テストという終わりがあるから、勉強を始められるのです。
しかし、残念なことに、こうした終わりには期限があります。
期限があって「この苦しみももう少しで終わる」という気持ちが、勉強をするときのモチベーションになります。
人生全体を青春として満喫するために大切なことは、あえて締め切りを作らないでおくのです。
終わりのない目標を立てるのです。
終わりのない目標を作れば、自分の頑張りにも終わりがくることはありません。
そのうえ、その一生懸命さが一生続くだけに、人生全体を青春時代としていくことができるのです。
死ぬまで終わりを作らなかった人には、輝きがあります。
たとえば、偉人たちは、人生に終わりのない目標を立てることで、その頑張りを一生続けていくことができました。
たとえば、エジソンです。
エジソンは「人々の生活を向上させる発明」という終わりのない目標を立てていました。
そのおかげで、死ぬまでずっと発明を続けていくことができました。
エジソンの人生には、目標がありましたが、終わりがなく、そのために一生懸命さを一生続けていくことができたのです。
偉人とは大げさかもしれませんが、自分の好きなことを中心に終わりのない目標を立ててみましょう。
今、私が付き合っている彼女は、ビーズが大好きで、ビーズアクセサリーを作ることを生きがいとしています。
最初は趣味で始めたらしいのですが、すればするほど腕が上達し、今では近所の人たちを集めてビーズ教室をやるようになりました。
彼女のビーズという目標には終わりがなく、一生続けていくつもりと言っています。
そんな夢があるだけに、毎日を元気に送ることができているのです。