学問は「本、人、経験」からです。
人から学問をするときには、メモを取りながら話を聞くことが大切です。
人間はそもそも忘れることが大得意です。
聞いたときには「覚えられる」と思っても、後になればいつの間にか忘れてしまっています。
だから紙にメモを取り、記録しておくのです。
紙に書けば、消えることはありません。
どんどん紙にメモをしていき、大切なことを記録していくのです。
メモしながら話を聞いていると、いつの間にか学問になっています。
何をメモしていいのかわからないときは、相手の話の内容でもかまいません。
できれば、話の内容は自分の好きな分野なら理想的です。
相手の話を聞いていると、いずれ疑問が湧いてきます。
「なぜ」と気になり始めるのです。
その疑問を問います。
話している人に、直接聞いてもかまいません。
自分で考えることでもかまいません。
話を進めていくと、積極的な会話になります。
問いに対して答えを見つけると、学べます。
答えに納得したら、また次の新しい疑問が浮かんできます。
その疑問を、また問えばいいのです。
メモを取りながら話を聞くと、この「問い」と「学ぶ」の両方ができます。
いつの間にか自然にできています。
私は特に、コンピューターの分野の話が大好きです。
友人にシステム・エンジニアの人がいます。
私がコンピューター関係の仕事をしていることもあり、聞いておきたい話や日頃の疑問など、聞きたいことが山ほどあります。
そこで疑問を投げて問いてみます。
それに対して答えが返ってきます。
また疑問が湧き、問いてみます。
自分の好きな分野だと、マシンガンのように「問い」と「学ぶ」ができるのです。
たくさん書くことがあって、メモ用紙が足りなくなるときさえあります。
人と話すときは、メモ用紙持参が基本姿勢なのです。