好きな人と何回かデートをしていると、相手が約束の時間に遅れてくることも、たまにあるものです。
電車が止まったり、寝坊してしまったりと、遅れてしまう理由はそれぞれですが、待たされた経験は誰でもあることでしょう。
私も彼女とデートするときに、待たされてしまうことがあります。
普通ならここでいらいらしてしまうところですが、自分の場合、待たされることも1つの幸せの形だと思っています。
好きな人を待っているときは、言葉にできない独特のどきどき感があります。
「いつ来るのかな? どんな話をしようかな」などと、待つ時間に比例して、いろいろなことを考え、どきどきにつながるのです。
テストの直前や遠足の前日の高揚感とは違う、特殊な高揚感です。
デートで待たされているときの胸の高鳴りを感じられるのは、1つの幸せである証拠です。
これを残念なことに、いらいら感じてしまう人がいます。
待たされてしまったときにいらいらしてしまうのは、当然といえばそれまでです。
しかし、好きな人とのせっかくのデートをいらいらばかりにしてしまうのは、なんともったいないことでしょう。
いらいらするくらいなら、待たされている間にどきどきしているほうが、よほど精神的に安定します。