事務は事務でも、2種類あります。
一般事務と経理事務です。
どちらも「事務」という点では同じですが、具体的にどう違うのでしょうか。
一般事務とは、その名のとおり、企業の業務を円滑に進めるための総合的な雑務を担当する仕事です。
電話対応・ファイリング・文書作成などの仕事が中心になるのが一般的です。
事務内容は一般的であるゆえに、幅広く対応することが求められます。
経理事務とは、経理に関連した事務作業が中心になるのが特徴です。
たとえば、製品を受注する電話対応、見積書や伝票作成、仕訳帳へのデータの入力などです。
経理事務は、一般事務とは違い、経理能力を要求される場合があるのがポイントです。
企業によっては、応募の条件として、経理の資格を必須とするところもあります。
そのほか「営業事務」「広報事務」「人事事務」など、似たような言葉も存在しますが、どれも同じ考え方です。
「特定の分野を担当しやすい事務」と考えれば、理解がスムーズになるでしょう。
具体的な点は、企業に問い合わせて確認するといいでしょう。