リクルーターとは「新人を採用する人」という意味です。
つまり、採用担当者以外が、選考も兼ねて、応募者と連絡を取る社員のことです。
リクルーターは、同じ大学の出身者が多く見られ、若い社員が対応する傾向があります。
出身大学の後輩を入社させたり、採用活動の全体的な動向を探ったりする狙いがあります。
ただし、企業によっては出身校にこだわらず、若い社員が応募者に連絡を取って、選考に役立てる場合もあります。
リクルーター制は、大企業で行われるのが一般的ですが、中小企業でも行われる場合があります。
リクルーターとの出会い方は、さまざまです。
企業からメールで連絡が来ることもあれば、自宅や携帯電話に突然電話がかかってくることもあります。
応募した企業側から「会って話をしませんか」という連絡があれば、リクルーターと考えるのが妥当です。
連絡が来るタイミングは、エントリーシートの提出後や会社説明会の終了後が多いようです。
リクルーターから連絡がある人は、企業から有望と見なされた人材の可能性があります。
リクルーターとの面会は、面接のように選考対象ですから、できるだけ応じたほうがいいでしょう。
面会は、社外で行われるのが一般的です。
たとえば、カフェやレストランなどの場所がよく利用されます。
本番の面接とは違い、比較的和やかに進められますが、油断は禁物です。
リクルーターとの面会は、面接のように選考対象です。
リクルーターの中には、選考権を委任されている場合もあります。
選考の一部と考え、本番の面接のように、気持ちを引き締めて面会しましょう。
自己PRや志望動機を問われることが予想されるため、きちんと答えられる準備をしておくと安心です。