内定式とは、内々定を出した人に、正式な内定通知を出す式典のことです。
採用承諾書に署名をしたり、内定書を受け取ったりします。
また、1人ずつ自己紹介や抱負などを話す機会がある場合があるため、準備しておくといいでしょう。
内定式が終わった後は、内定者同士の親睦を深めるため、懇親会が開催される場合があります。
自分から積極的に話しかけて仲良くなっておくと、入社してからの人間関係もスムーズになるでしょう。
状況によっては、研修や社内見学などが行われることもあります。
内定式が終われば、正式な社員です。
特殊な事情を除き、企業が内定を取り消すことはないと考えていいでしょう。
入社式とは、新入社員の入社を記念して行われる式典です。
学校で例えると、入学式に当たります。
代表取締役が新入社員に対して、仕事をするうえで必要な心得や注意などを教え示すのが一般的です。
さて、内定式と入社式の違いを説明しましたが、最後に特筆すべき点があります。
内定式も入社式も、すべての企業で行われるわけではありません。
一部の企業で行われる式典であり、企業全体で見れば、行われない場合のほうが多く見られます。
特に中途採用の場合は、ほぼ行われないと考えて間違いありません。
内定式や入社式がないから悪い会社というわけではないのです。