面接は、学歴が立派な人ほど有利と思われがちです。
優秀な学歴は、能力が高い証明の1つになるでしょう。
「勉強する持続力がある」「記憶力がいい」「自己管理ができる」などです。
たしかに学歴が立派であればあるほど、就職活動の武器になるのはたしかです。
しかし、学歴が優秀な人から順に採用されると思うなら、誤解です。
学歴だけを基準に採用するなら、わざわざ面接を行う必要はありません。
履歴書による書類選考だけで、採用が完結するでしょう。
わざわざ面接を行うのは「採用基準は、学歴だけではない」という意味です。
面接では、学歴以外の要素も確認します。
一言で言えば、人間性です。
どのような雰囲気か、服装のマナーをわきまえているか、どのような受け答えをするか。
話し方がうまいか、礼儀があるか、機転が利くか。
リーダーシップがあるか、精神的に強いか、協調性があるか。
すなわち面接は、学歴だけでなく、人間性を含めた総合力で判断されます。
学歴が低くても、学歴以外の部分が優秀なら、採用される可能性はあります。
たとえ学歴が低くても、大企業に就職できる可能性は、ゼロではないのです。
その可能性が、あなたにもあるということです。