「自分の字が嫌いだ」
そんなことを叫ぶ人がいます。
字に自信がない人は、自分の字を嫌う傾向があります。
自分の字が汚ければ「見たくない」と思うのでしょう。
しかし、見た目が悪いだけで自分の字を嫌うのは、早まった考えです。
汚い字は、悪いことではありません。
気づいてください。
あなたらしい字を書けるのは、世界で唯一、あなただけです。
ほかの人は、真似をすることができるかもしれませんが、しょせん真似をした字です。
よく見ると、あなたの字の癖を再現できていません。
誰も、あなたの癖を完全に再現できません。
自分の名前を、手書きで書いてみましょう。
その癖のある字を書けるのは、世界であなた1人だけです。
あなたらしさがたっぷり詰まった、貴重な字なのです。
少しくらい下手な字でもいい。
少しくらい癖があってもいい。
読みにくくて、大いに結構。
大切なことは、自分の字に誇りを持つことです。
あなたの字も、個性の1つなのです。