面接では、不愉快な質問をされることがあります。
男尊女卑・家庭・恋愛などに関する質問です。
「外見が悪いよね」
「お父さんはどんな仕事をしている?」
「付き合っている人はいるの?」
仕事とは関係がなく、失礼な質問をしてくるのです。
いわゆる、圧迫面接です。
不快な質問をされると、むっとするでしょう。
なぜ、不快な質問をするのでしょうか。
応募者を困惑させるための作戦です。
わざと不快な質問をすることで、応募者がどれだけ強い精神力を持っているのか、確かめようとしているのです。
ですから、不快な質問に、むっとした表情をするのはよくありません。
面接官に「動揺しやすい」「怒りやすい」「精神力が弱い」と思われ、評価を落とすだけです。
不快な質問は、にっこり答えましょう。
「外見が悪いよね」と言われても「外見は悪くても、内面には自信があります」とにっこり答えます。
プライベートが関わる質問なら、答えられる範囲で答えましょう。
「お父さんはどんな仕事をしている?」と聞かれたときも、答えられる範囲で答えます。
「付き合っている人はいるの?」と聞かれても、答えられる範囲で答えます。
もし、答えたくなければ「プライベートなことでお答えできません」と、にっこりした表情で答えます。
不快な表情を見せず、にっこり答えることです。
間違っても、怒りながら言い返すことのないように注意です。
不快になるはずの場面で、にっこり答えると、面接官も驚きます。
「なかなか強い精神力を持っているではないか」と思い、評価を上げてくれるのです。