グループディスカッションでは、出題されたテーマについて話し合います。
出題されるテーマは、当日になってみないとわかりません。
さて、このテーマがやっかいです。
テーマとはいえ、予備知識のないテーマが出題されることがあります。
特に専門的なテーマでは「聞いたことはあるが、具体的によくわからない」という人も多いでしょう。
予備知識がなければ、話に参加ができません。
だからとはいえ、聞いているだけの姿勢も、やはり印象がよくありません。
1人でもぼうっとしている人がいると、グループ全体の雰囲気が悪くなります。
どうすればいいのでしょうか。
まず正直に無知であることを告白して、誰かに説明してもらいましょう。
「私はこのテーマに詳しくないのですが、どなたか簡単に説明していただけないでしょうか」
こう言えば、知識のある人から具体的な説明が始まるはずです。
まったく未知のテーマで予備知識がなくても、議論に参加できるのです。
知らないことは悪いことではありません。
知らないことを知らないままにするのが、よくないのです。
議論を始めてしばらくしてから「実は予備知識がなかった」と告白するのはよくありません。
予備知識のないテーマは、早い段階で説明をお願いしましょう。