グループディスカッションには、基本的な流れがあります。
状況によって異なる点もありますが、おおむね基本的な流れは同じです。
あらかじめ流れを把握して、スムーズに対応できるようになっておきましょう。
まず採用担当者から、グループディスカッションの説明が行われます。
心得・議題・所要時間などです。
1回の議論につき、1つのテーマの場合もあれば、複数のテーマの場合もあります。
説明の後は、グループが割り当てられます。
グループの割り当てを応募者に任せる場合もありますが、実際は、採用担当者の考えで決める場合が大半です。
グループが割り当てられれば、自己紹介をしましょう。
基本的に、個人面接と同じ内容でOKです。
第一印象を決める最初の場面ですから、明るく元気に自己紹介をしましょう。
採用担当者だけでなく、参加者全員を見ながら自己紹介すると、好印象です。
グループディスカッションに必要な役割を決めます。
司会者・書記・タイムキーパーなどです。
採用担当者が決めることもありますが、基本的に希望者を呼び掛ける形式が一般的です。
自分の得意な立場があれば、積極的に立候補しましょう。
自分から名乗り出るだけで、積極性をアピールできます。
ただし司会者は、採用担当者が対応することがあります。
司会者の流れに沿って、グループで議論を進めます。
議論では、発言が必須です。
無言のままでは「参加していない」と見なされ、評価が下がります。
知識や知恵を総動員させ、集中しながら発表しましょう。
自分の発言だけでなく、他人の意見にもよく耳を傾けることも大切です。
反対意見を言われてもむっとせず、冷静に話し合いましょう。
話し合った内容を、グループの代表者が発表します。
結論の発表ですから、だらだら話し方はNGです。
理由や結論を、簡潔にわかりやすく発表します。