執筆者:水口貴博

ニートが社会復帰する30の方法

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なぜ、楽ばかりを求めてはいけないのか。

なぜ、楽ばかりを求めてはいけないのか。 | ニートが社会復帰する30の方法

動かない生活が楽。

仕事のない生活が楽。

人間関係のない生活が楽。

楽なほうへ向かっていれば、たしかに楽でしょう。

楽ばかりの生活は、天国のように感じるに違いありません。

しかし、楽が楽と感じるのは、一時的です。

楽な生活が続くと、苦労がないため、知力・体力・精神力が衰え始めます。

人間関係のない生活が続けば、会話術が衰える一方です。

動かない生活が続けば、体力も衰える一方です。

仕事のない生活が続けば、精神力も弱くなる一方です。

知力・体力・精神力が衰えると、今度は一転して、何をするにも苦しく感じるようになります。

「一言の挨拶すら面倒」

「軽い散歩さえ疲れる」

「簡単なアルバイトすらできない」

ちょっとした行動が、すさまじく難しく感じるようになるのです。

最悪の場合「食事で口を動かすのが面倒」と言い始めるかもしれません。

衰えがひどくなると、苦しみがなくても、苦しみを感じ始めるようになります。

結果として、楽な生活が、地獄になります。

楽ばかりを求めると、最終的に、一番苦しくなるのです。

楽を求めるのではなく、苦しみを求めることです。

もちろん苦しみばかりを求めるのではなく、適度に苦しみを求めます。

自分で自分にストレスを与える習慣が大切です。

適度なストレスによって、知力・体力・精神力が鍛えられます。

成長して力をつけるにつれて、苦しみのある人生でも、苦しみがないように思えてきます。

結果として、生きるのが楽になるのです。

楽ばかりを求めてはいけない。

適度な苦しみのある生活こそ、天国への近道です。

ニートが社会復帰する方法(10)
  • 適度な苦しみのある生活を、自分から求める。
デジタルに触れる時間を減らす。
アナログに触れる時間を増やす。

ニートが社会復帰する30の方法

  1. ニートとは何か。
  2. ニートが直面しているのは、学習性無力感。
  3. すべてを自分のせいにしない。
  4. あなたはもっと行動できる。
    見栄のために、行動力を犠牲にしているだけ。
  5. ニートが「このままでいい」と思うのは、いいことなのか。
  6. 窓を開けると、未来も開ける。
    窓と未来は、つながっている。
  7. 着心地はよくても、ジャージには注意。
  8. 妄想しやすい人は、悪化する前に行動。
  9. ニートの問題は、自然に解決するものではなく、自分から解決させるもの。
  10. なぜ、楽ばかりを求めてはいけないのか。
  11. デジタルに触れる時間を減らす。
    アナログに触れる時間を増やす。
  12. 「就職難の時代」という言葉を、気にするな。
  13. 植物を、就職活動の励みにする。
  14. できないことは考えない。
    できることを考える。
  15. 親や社会に申し訳ないので仕事を始める。
    そんな理由もあっていい。
  16. 悩みは、ため込むのではなく、吐き出すもの。
  17. 仲間外れにされているのではない。
    そういう状況を自分から作っているのだ。
  18. 体調が悪いときは、少し頑張るだけで十分。
  19. 「世の中はおかしい」と嘆いたところで、何の解決にもならない。
  20. 精神疾患の治療は急がない。
    急がないのも、治療の1つ。
  21. 職業安定所に到着するだけでいい。
    後は流れに身を任せる。
  22. 職業安定所に向かうなら、ビジネススーツ。
  23. 仕事ができるかどうかは、仕事を始めてみないとわからない。
  24. 職業安定所で、簡単に意欲を出す方法。
  25. 混み合う職業安定所の待ち時間を、減らす方法。
  26. 履歴書の善しあしは、誰に相談するのがいいか。
  27. すべての相談員が、頼りになるとは限らない。
  28. ニートは、虚勢でいいから、面接でやる気を見せなければいけない。
  29. メモを取る姿が、採用担当者の心を動かす。
  30. 「よろしくお願いします」と頭を下げた人がいた。
    彼は、50代の新人だった。

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