ちまたでは「就職難」という言葉がよく聞かれます。
「就職率が落ち込んでいます。過去最悪の就職難です」
「不景気で大卒の就職内定率が下がり、就職難の時代が続いている」
「いつまでこの就職難の時代が続くのだろうか」
たしかに不景気の状態では、募集が少なくなり、就職は難しいのかもしれません。
しかし、就職難というのは、大手企業や上場企業に就職する場合の話です。
大きな会社は、不景気になると「人の質」を求める傾向があるため、就職難がはっきり感じられます。
大きな会社以外にも、目を向けてください。
中小企業やベンチャー企業に注目すれば、募集している企業が見つかるでしょう。
中小企業やベンチャー企業でも見つかれなければ、零細企業にも注目です。
就職難と聞けば、募集がないように聞こえますが、誤解です。
不況で就職難とはいえ、仕事を選ばなければ、たくさんあります。
もちろん募集人数は少ないかもしれませんが、どんなに就職難の時代でも、募集は必ずあります。
「就職難の時代だから、就職活動しても無駄」と思わないことです。
就職難という言葉も、気にしません。
気にしたところで、気持ちが暗くなるだけで、何の役にも立ちません。
就職活動する前から、気分が落ち込んでしまいます。
就職難という言葉は、忘れましょう。
「就職難でも、仕事を選ばなければ、たくさんある」と考えましょう。
不可能より、可能性に目を向けたほうが、前向きな気持ちになれます。