あなたは、妄想しやすい人ですか。
妄想しやすいかどうかも、性格の1つであり、個人差があります。
妄想しやすい人は、その性格に悩まされることがあります。
意思の力で恐怖や緊張を抑えようとすると、かえって大きくなることがあります。
「恐怖に勝て!」と思うと、恐怖と戦っている自分を妄想してしまい、余計に恐怖が大きくなるでしょう。
「緊張するな!」と思うと、緊張から逃げている自分を妄想してしまい、余計に緊張が強くなるでしょう。
不安を抱えている自覚が強くなるため、余計に悪化するのです。
最初は小さな恐怖でも、妄想が繰り返されると、最終的に動けなくなるのです。
性格は、なかなか変えられません。
「妄想するな」と考えるのも難しい。
いい方法があります。
妄想しやすいなら、妄想する前に行動しましょう。
「怖い」「緊張する」と思いそうになれば、すぐ行動する。
妄想する時間を、自分に与えないのです。
たとえば、面接です。
採用担当者から面接の日程を聞かれたときは、できるだけ早くお願いしましょう。
面接までの日程が長いと、待っている間に妄想が働き、本番のときには最悪の状況になっているでしょう。
妄想してしまうなら、妄想する時間をなくすのです。
「3日後」より「明日」です。
「明日」より「今から」です。
早く面接を終わらせれば、待ち時間が最短になるため、妄想する時間も最短になります。
深く考えすぎず、さっさと面接の日程を決めてしまいましょう。
恐怖や緊張を、最小限に抑えることができます。