友人から感想を求められることがあります。
「髪型を変えたけど、どうかな」
「服装のイメージを変えたけど、どう思う?」
このとき、よくない印象と思うと「前のほうがよかった」と言ってしまいそうになります。
たしかに正直な意見ですが、とげのある言い方はよくありません。
正直な発言ですが、ぶっきらぼうです。
友人なら、何でも率直に言えばいいわけではありません。
友人だからこそ、言い方に気をつける必要があります。
「前のほうがよかった」は禁句です。
「前のほうがよかった」と言ってしまうと、友人は落ち込んで、新しい挑戦をしづらくなるでしょう。
勇気ある挑戦を踏みにじるのは、友人として、ふさわしくない行為です。
まず明るく褒めましょう。
挑戦したことに対して、褒めたたえるのです。
「新しいイメージになったね」
「雰囲気が大きく変わったね」
「勇気を出して素晴らしい」
まず褒めれば、友人も「勇気を出してよかった」と満足して喜ぶでしょう。
もし、どうしても前のイメージのほうがいいと思えば、言い方を少し工夫します。
「前の髪型をまた見てみたい」「前の服装をまた見てみたい」です。
「また見てみたい」という言い方をすることで、友人は、以前の髪型や服装のよさを再認識するでしょう。