幸せは、手に入れるものではありません。
幸せは、心で感じることです。
ここを勘違いしないように、気をつけましょう。
往々にして人々は、豊かな生活とはたくさんの物を手に入れている生活だと思っています。
たしかに物を手に入れることで、物質的豊かさを手に入れることができます。
しかし、いくら物質的豊かさを手に入れたところで、その人が本当に幸せになるとは限りません。
戦後の物が不足していた時代なら、物は人々を直接幸せにしてきました。
しかし、今のような町中に物があふれている時代では、物が人々を幸せにさせることが難しくなってきているのです。
今はもう「物の時代」ではないのです。
これからは「心の時代」が始まります。
人が本当に幸せになるために必要なことは「精神的豊かさ」です。
幸せは、手に入れる物(物質)とは違い、感じること(精神)だからです。
精神的なことは触ることができません。
目に見えることもありません。
心で感じることです。
幸せは手に入れる物ではなく、感じることなのです。