人生には悩みがつきものです。
悩みは、大いに悩んで結構です。
悩めば悩むほど、あなたは人間的に大きく成長できます。
私は「悩む」という言葉が大好きです。
「悩む」という言葉に対して、暗い印象を持っている人が多いのですが、そんなことはありません。
悩むということは、本来とても明るく前向きなことです。
たくさんのことを考えて、答えを見つけるために、自分の頭で試行錯誤してみるという行為は、人生において大切なことです。
わからないことがあるから悩むし、悩んだ分だけ、考えが深くなります。
悩んでいるということ「何とか解決したい。答えを見つけたい」という前向きな心がけなのです。
悩むということは、大人になるということなのです。
しかし、ここで気をつけてほしいことがあります。
悩むことはあっても、落ち込まないようにしましょう。
悩むことが、落ち込むことにつながるなら、本末転倒です。
本来、たくさん悩んだ分だけ、いろいろなことに気づき、解決にたどり着いて心が軽くなります。
しかし、悩んだ分だけ落ち込んでしまうというのでは、悩むことで苦しくなります。
こういう人は、悩むことが悪いことだと思っています。
「悩んでいるのは自分できちんと考える力がないからだ。自分は人として失格だ」と思っています。
誤解しないでほしいのは、悩むということは悪いことではないため、落ち込むことはありません。
むしろ悩みがあることは、大いに喜ぶべきことです。
もし自分が悩みを抱えているとしたら、大人になっていくプロセスだと思うことが大切です。
決して、悪いことでもなく、落ち込むことでもないのです。
悩むことが、あなたを成長させるのです。