「褒める」と「褒められる」の、どちらがいいですか。
ほとんどの人が、褒められるほうを選ぶでしょう。
褒められると、気分がいいです。
「褒めるのは疲れるばかりではないか」と思います。
でも、本当は、褒める側になるほうが、はるかに得です。
褒める側には、5つもメリットがあるからです。
褒めるためには、相手のことをよく見て、いいところを探さなければなりません。
大変ではありますが、自分の観察力を鍛えるチャンスになります。
相手のいいところを見つけたとき、真似ができるところは、どんどん真似していきましょう。
せっかく素晴らしい点に気づけたのですから、自分に取り入れるチャンスです。
いろいろな人から素晴らしい点を取り入れた分だけ、自分が魅力的になります。
褒めるとは、積極的に人間関係を向上させる方法です。
相手は喜んでくれるため、人間関係がよくなります。
人を褒めると、相手にとって印象がよくなると同時に、自分の印象もよくなります。
褒める人には、前向きで明るく、ポジティブなイメージができます。
人を褒めるには、鋭い観察力が必要です。
つまり、人を褒めるとは、自分の観察力をアピールする機会にもなります。
「うわっ、この人はよく見ているなあ。すごいなあ。すてきだな」と感心され、あなたに魅力を感じるようになります。
結果として、逆に褒められるようになるのです。