私が、小学生のころのことです。
国語で漢字の勉強のとき、女性の先生が、ユニークな教え方をしてくれたことがありました。
「星」という漢字についてです。
星という漢字を教えるときの先生のユニークな話が、今でも忘れられません。
先生は、こう言いました。
「星という漢字は『日を生きる』というふうに書くんだよ。つまり、一生懸命に生きている人は、星なんです」
それを聞いて「何て素晴らしい漢字なのだろう」と思いました。
小学生には少し難しい漢字でしたが、先生がユニークな教え方をしてくれたおかげで、すぐ覚えることができました。
こういうひねった覚え方のほうが、頭によく入ります。
教え方にも説得力があり、先生の言うことが素直に頭に入ってきたのです。
それ以来「星」という漢字が好きになりました。
1日1日を思い切って生きると、星のようになれます。
だらだら生きるのではなく、精いっぱい生きることが大切です。
人生は、1日の集大成です。
1日を精いっぱい生きるとき、1週間が素晴らしくなり、1年が素晴らしくなって、人生が素晴らしくなります。
1日を精いっぱい生きようと心がける人は、大きなことを成し遂げる大物になるに違いありません。
思い出しましょう。
英語では、大物のことを「スター」といいます。
つまり、星なのです。