悩みは、仲がいい人なら、打ち明けることができます。
たとえば、人には言いにくい恋愛の悩みは、仲のいい友人になら言えます。
強い信頼関係があれば、親身になって聞いてくれるでしょう。
しかし、数多くある悩みの中でも、においの悩みは厄介です。
デリケートです。
仲がいいからとはいえ、言いにくいのです。
仲のいい友人だからこそ、話しにくいのかもしれません。
においの問題は、1人でくよくよ深刻に考えやすいのです。
気になり始めると、他人のあらゆる動作が、自分のにおいのせいではないかと思え、頭から離れません。
気になると、精神的に汗をかきやすくなり、かえって体臭が悪化してしまうこともあります。
考えるほど、精神的にまいってしまうのです。
どこまでも、落ちていきます。
1人でくよくよ悩んでいても、解決しません。
そういうときこそ、やはりきちんと医療機関を受診しましょう。
客観的に、専門医に話を聞いてもらうだけでもいいのです。
医師に、においの状態を確認してもらうことで、客観的な状態を知ることができます。
もしかしたら、自分で大げさに考えすぎているだけかもしれません。
においがあるなら、専門的なアドバイスをしてくれるはずです。
医師には守秘義務がありますから、外に漏れる心配はありません。
どんな友人より口が堅く、普通の人以上に具体的な対応をしてくれます。
悩みは、ため込んでいるばかりでは、解決しません。
ため込んでいた不安や苦しみを、医師に聞いてもらいましょう。
それだけでも、心はだいぶ穏やかになるはずです。