人を恨んだり憎んだりしていると、自然と顔に出ます。
「あの人、むかつく」
「殺してやりたい」
そういうことを考えるとき、あなたの表情は、自然と悪くなるはずです。
人の非難を考えるのはよくありません。
他人に向けて思ったことは、自分に跳ね返ってきます。
あなたが心の中で「あの人がむかつく」と思っても、思っているだけですから、相手には届いていません。
届いているのは、自分だけです。
「あの人が死ねばいいのに」と思っても、無駄です。
「死ね」というキーワードだけが自分の頭の中でこだまします。
反響し、増幅して、自分の気分が悪くなるだけです。
ネガティブなことを考えるほど、自分だけが損をします。
自分に跳ね返ってきて、傷が広がるのです。
しかも悪くなるのは、表情だけではありません。
肌も荒れるのです。
そういう後ろ向きなことを考えていると、いらいらして心が落ち着きません。
すさんだり乱れたりする心の状態によって、新陳代謝も乱れ、肌の調子も悪くなります。
心も体もどんよりして、生きているのが嫌になります。
相手を非難する習慣を、一切やめることです。
仕返しをやめる。
恨むのをやめる。
憎むのをやめる。
では、どうするのかというと「成長して見返してやろう」と考えればいいのです。
自分の向上につなげます。
励みになり、モチベーションになり、バネにします。
前向きに考えていると、肌の調子もよくなります。
人を非難する習慣をやめて、励みにする習慣へと変えましょう。
頑張ろうとすると、心も体も活発に働くようになります。
心も体も、内側から、元気になるのです。