にきびは、大きく分けて2種類あります。
「思春期のにきび」と「大人のにきび」です。
見た目は、どちらも同じです。
皮脂が毛穴に詰まって、アクネ菌が繁殖し、炎症を起こしてにきびになります。
どちらもにきびであることには変わりありませんが、できる原因が異なるため、対処方法も大きく異なります。
そのため、同じにきびでも、分けて考えたほうがいいのです。
では、思春期のにきびと大人のにきびには、どのような特徴があるのでしょうか。
思春期のにきびの主な原因は「過剰な皮脂の分泌」です。
思春期のにきびは、Tゾーンにできるのが特徴を中心に皮脂が大量に分泌されるようになります。
額、頬、鼻などににきびができるのが特徴です。
大人のにきびの主な原因は、ストレスや睡眠不足によるホルモンバランスの不調です。
大人になってこれまでにないストレスや不規則な生活を経験することで、ホルモンバランスを崩してしまいます。
男性ホルモンの影響によってできるにきびであるため、男性のひげが生える場所と同じ場所に、にきびができるのです。
口周りを中心とした、顎、口周り、フェイスラインなどに、にきびができます。
しかも大人のにきびは、思春期のにきびより、跡が残りやすい傾向があります。
さて、まとめて一言で言えば、できる場所で区別するのが最もシンプルです。
すべての状況に当てはまるわけではありませんが、簡易的な見分け方としては、これで十分です。
あなたのにきびは、どのタイプですか。