執筆者:水口貴博

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

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生理中や妊娠中は、しみができやすい。

生理中や妊娠中は、しみができやすい。 | 日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

しみができやすくなる時期があるのをご存じですか。

生理中と妊娠中です。

女性ホルモンの1つである「プロゲステロン」が関係しています。

生理中と妊娠中は、出産に関わる活動が活発になるため、女性ホルモンであるプロゲステロンが大量に分泌されるようになります。

その量は、通常より10倍以上も多くなるといわれています。

プロゲステロンは、女性になくてはならないホルモンです。

受精卵の着床をスムーズにしたり、妊娠中の排卵の抑えたりする作用があります。

しかし、同時に、紫外線の感受性を高めてしまう作用もあります。

そのため、生理中や妊娠中は、少し紫外線に当たるだけで、しみができやすくなってしまうのです。

さらに、ストレスの影響もあります。

生理中や妊娠中は、肉体的にも精神的にも、苦痛を伴いやすい傾向があります。

睡眠不足になったり、不規則な生活になりやすかったりなど、心身ともに大きなストレスを感じやすい時期です。

紫外線に弱いことに加え、心身のストレスも感じやすいため、しみもできやすくなってしまうのです。

しみは、一度できると、なかなか消えません。

日差しの強さや季節にかかわらず、生理中と妊娠中は、いつも以上に日焼け対策を万全にしておきましょう。

そのうえで、生理中や妊娠中は無理な生活をせず、自分を優しくいたわってあげましょう。

できないときには、弱音を吐いて、誰かの力を借りることも大切です。

痛みを感じるときは無理をせず、ゆっくり休養を取りましょう。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ対策(27)
  • 生理中と妊娠中は、特に日焼け対策に力を入れる。
雨の日の傘は、黒を選べ!

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

  1. しみは、年を取れば勝手にできるものではない。
  2. 肌に問題がないなら、今こそ対策を始める、ベストタイミング。
  3. なぜ、日に当たり続けると、肌は黒くなるのか。
  4. 紫外線「UV-A」「UV-B」「UV-C」のそれぞれの特徴と違い。
  5. UV-AとUV-B。
    肌に、より悪い影響を及ぼすのはどちら?
  6. 日焼けには2種類ある。
    「サンタン」と「サンバーン」の違いとは。
  7. 日焼け止めは、SPFが20もあれば、十分に効果があると考えていい。
  8. 日焼け止めで見かける、SPFの数字の意味とは。
  9. 高いSPFの日焼け止めを塗っていても、塗り直しは必要。
  10. 日焼け止めを重ね塗りすれば、SPFの効果は足し算で計算できるの?
  11. どうしても塗る手間を減らしたければ、耐水性の日焼け止めを選ぶ。
  12. 状況に応じて使い分けたい、日焼け止めのSPFとPAの目安。
  13. SPFの数字は細かく表示されているのに、PAはなぜ3段階しか表示がないの?
  14. 塗っているのが日焼け止めだけでも、クレンジングは必要。
  15. 日差しが入るなら、部屋の中でも日焼け止めが必要。
  16. 日焼け止めに、時期が早すぎることはない。
  17. うっかり日焼けをしてしまいやすい5つのパターン。
  18. 日焼け防止をするなら、色に注意する。
    白い服より黒い服のほうが、紫外線を防ぎやすい。
  19. 日焼け止めを使っているほとんどの人が、実は塗り足りない状態である。
  20. なぜ、日焼け止めには「チタン」や「亜鉛」という金属が含まれているのか。
  21. 「ノンケミカル」の日焼け止めは、普通の日焼け止めとどう違うの?
  22. 日焼け止めを塗るのは面倒。
    こんなとき、しておけばいい対策は?
  23. 日焼け止めは、年中、必要。
  24. 朝や夕方にも紫外線対策が必要である、本当の理由。
  25. 赤ちゃんにも、日焼け止めは必要。
  26. 体の部分に応じた、上手な日焼け止めの落とし方。
  27. 生理中や妊娠中は、しみができやすい。
  28. 雨の日の傘は、黒を選べ!
  29. 男が日焼け止めをしても、まったく変ではない。
  30. 日焼け止めのコストパフォーマンスの悪さに悩んだときの工夫。

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